頭皮が敏感な方のカラーの選び方
当店では通常のヘアカラー以外にも
頭皮が敏感なお客様の為に天然香草(ハーブ)を使ったナチュラルハーブカラーや
アレルギーの原因になりやすいジアミン染料を全く使わないノンジアミンカラーをご用意しております。
なかなかご自身で自分にはどういったカラーが良いのかわからない、という方もいらっしゃると思いますので、今回はその選び方についてご紹介します。
ヘアカラーがもたらす頭皮への刺激は「刺激性」のものと「アレルギー性」のものでわかれます。
刺激性のものは主にカラー剤に含まれるアルカリや過酸化水素に反応するもので
アレルギー性のものはジアミン染料等のアレルギー物質に反応します。
ですので 「アルカリ」「過酸化水素」「ジアミン」
主にこの3種類のどれに自分が反応しやすいのか過去の傾向やパッチテストの結果で判断していき
それがわかると自分にはどのカラー合っているのかや
どういったカラーなら可能なのかがわかります。
(刺激性の反応に関してはコチラをご覧ください↓)
そして、自分がどのタイプかを想定した上で以下の表からカラーを選んでいきます。
まず最初にカラーの種類や白髪の量で可能な髪の明るさが違います。
ハーブカラーは髪を明るくする力が全くないので暗めの白髪染め専用になります。
その点ノンジアミンカラーでしたらアルカリと過酸化水素を使用することで
普通のカラーと同程度の明るさも可能になります。
その中でアレルギーのリスクの大きさがこちらです。
ハーブカラーは微量のジアミン染料が含まれるためアレルギー反応が強い方には使用できません。
同様に、世間で使用されているヘナにも微量にジアミン等の化学染料が含まれているものがあります。
過去ジアミンアレルギーが出た方は、ジアミン染料を一切使用していないノンジアミンカラーに変更した方が良いかもしれません。
それ以外の一般的なヘアカラーはオーガニックやハーブなど、いかにも頭皮に優しそうな感じのする名前が付いていても全てジアミンアレルギーのリスクが高くなります。
次に刺激性接触皮膚炎のリスク
ハーブカラーはアルカリや過酸化水素を一切使用しないのでこちらのリスクはありません。
ノンジアミンカラーは染まり上がりの明るさに応じてアルカリや過酸化水素が含まれるので
刺激性で沁みたりかぶれやすい方は出来るだけリスクの低い暗めのカラーから試してみるのをお勧めします。
基本的に明るければ明るい程刺激は強くなるので敏感肌の方はハイトーンをお勧め出来ません。
以上2つのリスクから選び方を紹介しましたが
過去にアレルギー反応が出ていなかった方もある日急に反応がでてしまったり
ずっとアレルギーだと思っていたものが実は刺激性の皮膚炎だったりととても分かりにくいものです。
特に刺激性のものはその日の体調だったりカラーの仕方でもかなり変わるので そこは担当の美容師さんと相談してみるといいと思います 。
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