ヘアカラーで頭皮がしみる

という方いらっしゃいますか?


その中でも

日によって(店によって)全く沁みない時と凄い沁みる時がある方


もしかしたら簡単なことで対処出来るかもしれません。


そもそもヘアカラーで沁みる原因となる成分は大きく分けて3つ

ジアミン

過酸化水素

アルカリ剤



最初にジアミン

ジアミンとはカラーの染料に使われている成分で、よくカラーのアレルギーの原因となっているのがほとんどの場合このジアミンです。


これが原因で沁みる場合ジアミンに対してアレルギー反応が出ている可能性があります。


もしアレルギー反応がでてしまった場合、普通のカラーではなくマニキュアやノンジアミンのカラー ヘナなどの植物染料を使用する事をオススメします。

しかし植物染料にもジアミンを少し含めているものもあるので、植物染料を使用する場合でも事前にパッチテストをしてからの方が良いです。


このジアミンのアレルギーは体質の問題ですのでパッチテストをしても不安がある方は、一度皮膚科等でアレルギー検査をしてみてもいいかもせれません。



次にアルカリ剤

ご存じのごとく頭皮は弱酸性なのでアルカリ性のものに敏感に反応し敏感肌の方や乾燥肌の方は特に炎症が無くても沁みたりします。


分かりやすい例がアルコールです。

最近では誰でもアルコール消毒をしていると思いますが、その時に手荒れしていたり傷があったりすると沁みて傷みがでます。


消毒用のアルコールとして使われるエタノールはpHが7ぐらいに調整されているので刺激は少ないのですが、カラー剤のアルカリはpH10以上のものもあり、エタノールよりもかなり刺激が強くなります。

こういった方には頭皮に油分でコーティングして皮膚に直接薬剤が付くのをいくらかに防ぐ方法もありますが、それだけでなくカラー剤のアルカリを少し弱くして染めることもできます。


ただアルカリを弱くする分染まりも悪くなるので

ハイトーンのカラーや高彩度のカラー 白髪の多い方の白髪染めなどは不向きです。


髪の変化の強さ=アルカリの強さ


と言えるので敏感肌の方は変化の少ない暗めのナチュラル系に染めるのがいいでしょう。




次に過酸化水素ですがこれは簡単です。

方法は薬剤を”よく混ぜる”だけです。


よく混ぜるだけで過酸化水素が沁みるのを解消できます。


カラーはアルカリ剤を含む1剤と過酸化水素の2剤を混ぜて使用します。


過酸化水素はアルカリ剤と混ざると,水と酸素に分解されるので

ちゃんと混ざっていれば過酸化水素は分解されてしまい刺激も無くなります。


実は意外にちゃんと混ぜていないことが原因でしみている人も多く

初めて来られたお客様の中で「以前たまに沁みることがあった」と仰る方がその後

当店で何か特別な処置をしなくても全く沁みなくなった例が沢山あります。


しかしこれはお客様目線でわざわざちゃんと混ぜているかを確認するにはむずかしいので

いつも通り染めているのにたまに沁みる事がある場合は少し警戒した方が良いかもしれません。


カラー剤が沁みる事があり

”自分はアレルギーだから染めれれないんじゃないか”と思っている方。


もしアレルギーであると診断されている場合は別ですが


もしかしたら、しかもそれは単純なことで防げる可能性があります。


実際ジアミンのアレルギーがでる方は全体の0.1%もいないと言われています。


パッチテストをして反応が無いのに沁みる場合

担当の美容師さんと相談してこういった方法を試してみてはいかがでしょうか?

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