似合う髪型、したい髪型、出来る髪型
美容室に行ったら出来るだけ自分に似合う髪型にしたいですよね。
現在では似合わせ理論が一般化してきていて多くの美容室で活用されていいます。
しかし、似合う髪型が必ずしも出来る髪型とは限らない。
まずは髪質の問題
人の髪はそれぞれ違います。
癖の強さ 髪の太さ 髪の硬さ 髪の量
それだけじゃなく
生え癖やつむじの位置、髪の生え方もそれぞれなので
同じ形にカットをしたとしても仕上がりは全く違うものになります。
そして、とても大事なのが普段のスタイリング。
毎日ちゃんと乾かしているのか
ブローはしているのか
ブローはブラシをつかっているのか
くるくるドライヤーなのか
ハンドブローなのか
ストレートアイロンを使うのか
コテを使うのか
カーラーを使うのか
スタイリング剤を使うのか
どんなスタイリング剤を使うのか
日中に手直しは出来るのか
普段は結んでいるのか
耳に掛けることが多いのか
などなど
こういった普段のスタイリングによって出来る髪型の幅は大きく変わります。
これはその人の生活習慣であり、いざやろうと思ってもなかなか長続きはしないので、簡単に変える事は出来ません。
なので、いくら美容室で普段のスタイリングの仕方を教えてもらっても
実際はあまり覚えられないし全部を出来る人の方が少ない。
結果、お店での仕上がりと次の日の仕上がりが全然違ってしまう。
それは、その日出来上がったスタイルは普段のスタイリングからかけ離れているからかもしれません。
つまり
元々の髪質等もあるのですが、普段のスタイリングからかけ離れている髪型はどれだけ似合っていても再現することは出来ないんです。
もしスタイリングの技術が卓越している方ならば、出来ない髪型なんてそんなには無いのかもしれません。
スタイリングが出来るからこそ一番似合っている髪型を作れるのです。
よくインスタやヘアカタに出ている写真を参考にしてもいざ自分でやってみると
思っていたようにはなかなかなれない。
そういった時
これはこの人だから似合うのかなと思ってしまいがちですが意外とそういう問題なのではなく
その写真に出ているそのスタイルは、実は全て”最高のスタイリング技術”により作られているものだから成立している事が多い。
特にインスタなどの写真はあくまで、平面の図をその瞬間だけ切り取ったものなので普段の姿とはかけ離れている。
それはあくまで理想であって現実的とは言えないんです。
ですのでこれから似合う髪型を探したい方は
まずはどこまでのスタイリングなら(挑戦)出来るのかを考え
その中から髪質に合った髪型を探し
更にそこの中から似合う髪型を消去法で見つけなければなりません。
本当の似合わせとはただ顔や骨格に合わせるだけでなく
その人の生活習慣に合わせた髪型でなければならないと思います。
普段の髪型が上手くいかないなら
担当の美容師さんに普段のスタイリングから相談してみて下さい。
そして出来るスタイリング技術が増えると似合う髪型の幅も広がりますので
なりたい髪型を目指す為に少しづつチャレンジしていけるといいですね。
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