パーマがかかりにくくなっていませんか?
以前はしっかりかかっていたのに最近何度かけても上手くかからない。
同じ様にやってもらっているのになんでだろ?
そんな疑問を抱いている方はいらっしゃいますか?
その原因はもしかしたら【髪体力】の低下かもしれません。
髪体力とはその名の通り髪の体力
(タンパク質量、水分量、キューティクルの状態などを複合的に加味した表現)
髪の体力の上限は年齢と共に低下していきます。
その上、カラーなど日々のダメージにより残された体力もさらに減少していきます。
そして、一度ダメージを負ってしまった髪は元に戻りません。
つまり、髪体力が残っていない状態のままになります。
話をパーマに戻します。
パーマは髪のタンパク質に作用するので、髪体力が多い方が綺麗にかかります。
髪の体力が低下した状態では、どれだけトリートメント等を頑張っても綺麗にかかる事はありません。
まずは髪体力を下げない事
そして
【髪体力の消費の少ないパーマをかける】必要があります。
例えば、体力が100しかない髪に一回の施術で50以上消費するパーマをかけたとします。
ということは2回目は残された体力が50以下なのでもうかかりません。
2度と同じパーマは出来ないことになります。
同じ様に30消費するなら3回まで
20消費するなら5回まででパーマは出来なくなります。
でも、もしこれをもし10消費しただけで出来るのならいいのですが・・・・・。
実際にはそれだとどうしてもかかりが弱くなってしまいます。
そこで一度髪の体力を上げた状態でかける事が出来るがReviveです。
通常のパーマ加えハリコシ弾力をプラスすることで従来の髪体力の消費を最小限に抑えることが出来るようになりました。
しかし、どれだけダメージを気にしていても
髪は年齢と共に弱くなり髪体力も低下していきます。
では、髪体力は年齢によりどれぐらい変化するのか。
髪のピークは実は意外に早く10代後半から下がり始めてきます。
こちらは髪の毛が何グラムの重みまで耐えられるかの実験データ
縦軸が重さで横軸が年齢になっています。
少しわかりにくいですがこのデータによると年齢による平均では
20歳手前ぐらいで下がり始めて60歳くらいで0歳を下回ってしまいます。
毛髪の強度はタンパク質の量に比例します。
つまり年齢と共に髪のタンパク質量が低下するということになります。
パーマは髪のタンパク質にかかるのでそれだけパーマがかかりにくくなるんです。
でも注目して頂きたいのはココ
70歳過ぎていても20歳の平均を上回る人がいます。すごいですね!
大事なことは
年齢と共に低下していくことは誰でも同じですが、低下する速度を遅らせたりすることで、年齢を重ねてもしっかりと髪体力がある方もちゃんといるという事。
それは髪を生やす土台
つまり頭皮を健康な状態にすること。
確かに一度失われた髪体力を戻すのは難しい事ですが
早い段階からキチンとした頭皮ケアをする事で髪体力の低下を遅らせることは誰でも可能です。
パーマスタイルが好きな方は
長くパーマ楽しむ為にも頭皮ケアもセットで考えてください。
そして
すでにパーマがかかりにくくなってきた方は
髪のケアももちろんですが頭皮のケアを同時に進めていく事をおすすめします。
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